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combi-未来

半世紀を越えて、育児を支える製品を
世に送り出してきたコンビ。
そのモノづくりには、
脈々と受け継がれる
技術者たちの想いが込められている。

combi-未来

半世紀を越えて、育児を支える製品を
世に送り出してきたコンビ。
そのモノづくりには、
脈々と受け継がれる
技術者たちの想いが込められている。

グローバルR&Dセンタージャパン
第1技術グループ マネジャー/
ベビーカー技術、先行技術開発



山口 勲

徹底したユーザー視点の思考から
安全性を追求

コンビのモノづくりの魅力は、製品の企画から販売まですべて自社で行っていることです。さらに赤ちゃんが使用する製品であることから安全面には、非常に強いこだわりを持っています。公的基準だけでなく、これまで得てきた独自基準で安全性を確保。さらに実際に使用するユーザーの立場で、使い勝手にも配慮しています。子どもはさまざまなものに触ったり、なめたりしますので、安全な素材を使うことはもちろん、例えば指が挟まらないような仕様にするなどの対策も必要です。子どもが操作できないように、留めを固くしてしまえば簡単ですが、それでは大人にも使いにくくなる。そういった思考は徹底的にユーザーの視点に立っているからこそ、生まれるものだと思います。 私は、以前は自動車部品メーカーに勤めていたのですが、モノづくりにより深く関わりたいという想いから転職を決めました。コンビは、自社で一から設計できることはもちろん、少数精鋭のため一人ひとりが感じる達成感もひとしおです。また、子育て世代にとても密着したブランドですので、街の中でよく目にすることができる点も魅力だと思います。

ユーザーの潜在的なニーズに応える
新たな価値を提供していく

現在は、第1技術グループのマネジャーとして、ベビーカーの製品開発とベビー用品全般の先行技術開発を担当しています。技術グループは、単に設計だけでなく、試作や性能評価、採算性まですべての業務を担います。前職の部品メーカーの場合、設計は設計部、評価は別部署などに分かれていたので、コンビのようにすべての流れに関われることは大きなメリットです。マネジャーは、実業務を担当することはありませんが、経営資源を有効に使い、製品開発ができるように努めています。 コンビは、回転式チャイルドシートや静音の電動スイングラック、自動切換えキャスター搭載ベビーカーなど、業界初の製品を世に送り出し、育児をする人々に貢献してきました。今後も技術者として潜在的なニーズを探り、新たな価値を提供していきたいと考えています。

思い出に残る製品

2018年にマネジャーになって初めて手掛けた自転車用チャイルドシートの立ち上げ。入社以来7年間、自動車用チャイルドシートの技術担当をしてきましたが、同じチャイルドシートといっても全く別物です。自動車用は、自動車の衝突時に子供への障害を軽減する装置であるのに対して、自転車用は子供が安全に座るための座席。さらに自動車用は新生児から使えますが、自転車用は腰がすわってきちんとお座りできる1歳が対象となります。まったく製品の捉え方が違うわけです。当時、コンビでは自転車用チャイルドシートは手掛けていなかったため、すべてがゼロからのスタートでした。設計の方向性からすべて変えていく必要があり、新しい知識を学びながら設計していくことは本当に楽しかったですね。コンビには、新しいことにチャレンジすることが好きな人が多いと感じています。