お問い合わせ
close

マルチパーパス殺菌ビフィズス菌「BR-108」研究データ

BR-108研究データ

研究データをご希望のお客様は、【お問い合わせフォーム】よりお申し付けください。

腸内細菌叢の改善効果

健常成人にBR-108を1か月間摂取してもらい、摂取前と摂取後の腸内細菌叢の解析を行った。BR-108摂取後、善玉菌の代表であるBifidobacteriumの占有率増加と、日和見菌のBifidobacteriumの占有率低下が認められた。殺菌ビフィズス菌BR-108の摂取により、腸内細菌叢の改善が期待できる。

出典:Hindgut Club Japan(2012)

便秘改善効果

健常成人女性にBR-108を配合した錠剤を4週間摂取してもらい、便秘改善効果について評価した。プラセボ摂取群の平均J-CAS値は、摂取前後で大きな変化は認められなかったのに対し、BR-108摂取群では減少する傾向が認められた。
殺菌ビフィズス菌BR-108を摂取することで、体感を伴った便秘改善が期待できる。さらにBR-108摂取群では摂取終了後においても、便通改善効果が維持されていたことから、腸内細菌叢の改善による対す津改善効果にも期待が持てる。

花粉症の抑制

スギ花粉モデルマウスに対し、BR-108を4週間毎日経口投与した。BR-108はアレルギー症状である鼻掻き行為、血清中の総IgE量、およびスギ花粉特異的IgE量の上昇を抑制した。BR-108による花粉症の緩和効果が期待できる。

出典:日本農芸化学会(2013)

NK細胞の活性化

マウスにBR-108を14日間経口投与した。投与開始14日目に脾細胞(エフェクター細胞)とターゲット細胞を共培養することによりNK活性を測定した。BR-108投与群は、対照群より高いNK活性を示した。BR-108の継続的摂取により、NK細胞を活性化させることで、宿主の免疫機能を増強することが期待される。

出典:FOOD STYLE 21 (2013)

ヘルペスウィルス感染症緩和効果

マウスにヘルペスウイルスを感染させる7日前から7日後まで、毎日BR-108を経口投与した。BR-108投与によって、感染3日後のウイルス増殖は抑制されることが明らかになった。また、BR-108投与によって、ヘルペス症状の進行が抑制された。ヘルペスは潜伏感染と発症を繰り返す根治が困難な感染症で、免疫力が低下した時に発症することが良く知られており、治療薬も発症時の対処療法として使用されるのみである。BR-108摂取により宿主の免役機能が増強され、ヘルペス感染症の発症を抑制することが期待できる。

出典:日本薬学会(2016)

インフルエンザウイルス感染緩和効果

マウスにインフルエンザウイルスを感染させる7日前から7日後まで、毎日BR-108を経口投与した。BR-108投与によって、感染3日後の肺及び気管支肺胞洗浄液のウイルス量が減少した。 感染14日後には、血清及び気管支肺胞洗浄液の中和抗体価を増加させた。また、感染後の期間を通じてマウスの体重減少が緩和されていた。BR-108の摂取によりウイルスに対する中和抗体価を高め、感染症状を緩和させる効果が期待できる。

出典:日本薬学会(2016)

寿命延伸効果

線虫(C.elegans)にBR-108を投与し、成虫の線虫の生存率を2日毎に計測した。BR-108を投与群では、平均寿命が約20%延伸した。運動機能は老化に伴い継時的に低下するが、BR-108投与群では低下が抑制された。さらに、BR-108投与により、熱ストレスからの運動機能の回復上昇が認められた。また、長寿遺伝子DAF-16の核局在化、下流遺伝子の熱ストレス耐性・酸化ストレス耐性遺伝子等の発現上昇が確認された。
BR-108による線虫の寿命延伸効果は、長寿遺伝子DAF-16を介した抗老化作用によるものであることが示唆された。

出典:日本乳酸菌学会(2017)

感染症抑制作用

マウスにBR-108を2週間経口投与した。投与開始から1週間後にヘルペスウイルスを感染させた。BR-108摂取により、脾臓におけるT細胞の活性化(IL-2)、B細胞増殖の刺激(IL-4、IL-6)、マクロファージの活性化(IFN-γ)などの感染防御系(免疫系)サイトカインを活性化させる効果が認められた。また、腸管におけるサイトカイン遺伝子の発現も測定したところ、IL-4が回腸で、IL-6が回腸、盲腸、結腸でそれぞれ活性化していることが示された。
BR-108摂取により局所でのウイルス感染症の抑制作用が生じた可能性が示唆された。

出典:日本栄養・食糧学会(2017)

腸管免疫への影響

マウスにBR-108の死菌と生菌をそれぞれ4週間経口投与した。回腸パイエル板と盲腸でBR-108投与により、様々なサイトカインの遺伝⼦発現が誘導され、生菌と死菌での効果に大きな差は見られなかった。これらのことから、BR-108は宿主腸管の⼩腸遠位部から大腸近位部において強い免疫刺激を与え、その効果はBR-108の状態に依存しないことが明らかになった。

出典:Hindgut Club Japan(2014)

脂肪蓄積の抑制作用

マウスを高脂肪食(HFD)で飼育し、BR-108を毎日経口投与した。
BR-108投与により体重増加が抑制された。精巣上体の脂肪組織重量、肝臓重量と肝臓トリグリセリド量は、BR-108投与により有意減少を示した。さらに、血中のグルコース、トリグリセリド、及び総コレステロールも減少傾向を示した。
以上のことから、BR-108投与により高脂肪食摂取による肥満を抑制する可能性が示唆された。

Biochemical and Biophysical Research Communication(2018)

研究開発

  • 学術発表
  • 特許実績

お役立ち情報

CONTACT

お問い合わせ窓口・資料請求

商品に関する事や技術的な事までご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください

048-845-5710

【受付時間】9:00~17:30 [ 土・日・祝日除く ]