ソイポリアの概要
「ソイポリア」は人体における重要な生理活性物質「ポリアミン」を供給する大豆抽出物素材です。 「ポリアミン」は人間が生命活動で重要な役割を担う「タンパク質合成」や「細胞増殖」などに必須となる物質で、一部のアミノ酸などと同様に自身の体内で生合成されますが、加齢により合成力が低下することが知られています。「ソイポリア」はこの重要な物質「ポリアミン」を規格化した高機能食品素材です。
ソイポリアとは
遺伝子の潤滑油ポリアミン
第一級アミノ基を2つ以上含む脂肪族炭水化物の総称で、「アミン」を多く含むためポリアミン(Polyamine)と名付けられました。「アミン」はアンモニアと類似しているため、ポリアミンは塩基性を示します。
ポリアミンには様々な構造の化合物がありますが、プトレスシン、スペルミジンおよびスペルミンが生体ポリアミンとして良く知られています。なかでもスペルミジンとスペルミンは動物細胞において約10μMと高い濃度に維持されており、特に重要な役割を持つことがうかがい知れます。
ポリアミンは生体内でもアミノ酸から生合成されます。アルギニンやオルチニンには「ポリアミンの原料になる」という役割もありますが、ポリアミンそのものを摂取する方が効率的です。また、ポリアミンは分子量が小さいので腸管から容易に吸収され、生体で利用されることが確認されてます。
ポリアミンはあらゆる細胞に存在しますが、膵臓、前立腺、顎下腺などタンパク質合成の盛んな組織、再生時の肝臓など細胞増殖のさかんな組織に多く含まれます。
加齢に伴い減少するポリアミン
ポリアミンは、成長期など新陳代謝が活発な時期にはさかんに合成されますが、加齢に伴って減少することが多数報告されています。
ソイポリアに含まれるポリアミンの生理機能
ポリアミンには様々な生理機能がありますが、中でも重要な機能は下記の3つです。
遺伝子の安定化
塩基性のポリアミンが、酸性の核酸を中和し構造を安定化
細胞増殖への関与
細胞増殖に先立って細胞内濃度が上昇
タンパク質合成への関与
タンパク質合成に必須なRNAを安定化
訴求しやすいアンチエイジング素材
ソイポリアの特徴
- 多彩な生理機能を持つポリアミンの含有量を規格化
- 植物由来でイメージが良い(食経験が豊富な大豆が原料)
- ポリアミンは近年、オートファジーや老化に関する研究で注目されている
- アンチエイジングや更年期向け、美容系等のデータを取得
用途
ポリアミン強化、男性不妊、抗加齢、美容(髪、爪、肌)、更年期対策
剤形実績
| 剤 型 | ハード カプセル |
ソフト カプセル |
錠剤 | 顆粒 | 液剤 | 焼成 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 適 性 | 〇 | ◎ | 〇1 | 〇 | 〇 | △2 |
1:吸湿により錠剤表面に斑点が出る可能性があります。
2:100℃以上の加熱によりポリアミンが減少します 。
ソイポリアの研究データ
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