EC-12研究データ
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腸管上皮細胞増殖効果
離乳期の子豚に対しEC-12の投与により小腸上皮細胞の増殖速度が大きくなる傾向を示したため、絨毛萎縮の抑制は小腸上皮細胞の増殖がEC-12によって刺激されたためである可能性が示唆された。
出典:日本栄養・食糧学会(2008)
吸収経路に関する視覚的検証
ラットにEC-12を経口投与すると、パイエル板でEC-12が確認されると共に、下流域の腸間膜リンパ節でもEC-12およびその崩壊が観察されたため、全身免疫の活性化に関与している可能性が強く示唆された。
出典:日本栄養・食糧学会(2006)
腸内細菌叢の改善
健常男性に対しEC-12の摂取により、腸内細菌叢の改善と腐敗生産物の減少が観察され、同時に便通や便性に関するパラメーターも全て良好な傾向を示した。
出典:Microbial Ecology in Health and Disease(2004)
便通改善作用のメカニズム
ラットへEC-12投与による便通改善作用は、EC-12が腸管免疫系を刺激し、便の水分量増加および腸管運動が変化することによりもたらされる可能性が示唆された。
出典:Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry(2007)
便通促進効果
成雄ブタにEC-12を経口投与することにより、大腸の通過時間が3分の2以下に短縮され、大腸に良い影響を及ぼす酪酸濃度が約30%増加した。
出典:Microbial Ecology in Health and Disease(2005)
絨毛萎縮抑制効果
ストレスにより小腸絨毛の萎縮を起こす離乳期の仔豚にEC-12を経口投与したところ、萎縮が有意に抑制された。IFN-γやIL-8の遺伝子発現が亢進したことから、腸管免疫刺激が小腸上皮細胞の増殖を促進したという可能性が示唆された。
出典:International Congress of Mucosal Immunology,(2007)
生体防御効果
マウスにリステリア菌を感染させてEC-12を経口投与したところ、排菌効果および用量依存的な延命効果が認められた。IFN-γの発現量が亢進したことから、細胞性免疫が亢進したためと思われる。
出典:新薬と臨牀(2004)
病原性の下痢に対する効果
下痢が頻発している離乳直後の仔豚にEC-12を経口投与したところ、溶血性大腸菌の陽性率が低下し、便性状スコアが改善された。
出典:Joint INRA-RRI Synposium(2004)
薬剤耐性菌の排除効果
ブロイラーの雛を薬剤耐性菌に感染させEC-12を経口投与したところ、薬剤耐性菌の検出率が低下した。IgAおよびIgGの上昇が確認されたことから、排菌効果には獲得免疫の関与が示唆された。
出典:Poultry Science(2006)
自然免疫および獲得免疫の活性化
ブロイラーの雛にEC-12を経口投与したところ、5日齢ではβ-ディフェンシン(抗菌性ペプチド)の発現量が、15日齢ではIgAの分泌量が上昇傾向を示したことから、薬剤耐性菌に対する初期の排菌効果には自然免疫の活性化が関与している可能性が示唆された。
出典:Animal Science Journal(2007)
接触性皮膚炎抑制効果①
マウスの耳介部に薬剤による接触性皮膚炎を惹起させEC-12を経口投与したところ、耳の腫れが抑制され、組織を観察すると炎症細胞の浸潤が顕著に抑制されていた。
出典:日本皮膚アレルギー学会(2003)
接触性皮膚炎抑制効果②
ニッケルまたは松やにに対してアレルギーを持つ接触性皮膚炎の患者に摂取してもらったところ、パッチテストによる反応が抑制されたが、摂取中止による効果の減弱が認められたことから、継続的な摂取が好ましいことが示唆された。
出典:日本皮膚アレルギー学会(2004)
食物アレルギー抑制効果
卵白アルブミンによる喘息誘発モデルマウスにEC-12を経口投与したところ、好酸球数と抗原特異的IgE抗体価が用量依存的に減少し、Ⅰ型アレルギー反応を軽減させる可能性が強く示唆された。
出典:皮膚の科学 (2008)
アトピー性皮膚炎改善効果
アトピー性皮膚炎の患者にEC-12を摂取してもらったところ、発症要因となる可能性の高いハウスダスト-6抗原特異的IgE抗体産生が抑制される傾向を示し、アトピー性皮膚炎に対するQOL改善効果が示唆された。
出典:日本食品免疫学会(2005)
創傷治癒モデルに対する効果
EC-12は塗布および経口投与により火傷の治癒を促進することが確認された。
出典:日本獣医学会学術集会 (2009)
褥瘡(床ずれ)モデルに対する効果
褥瘡モデルラットに対し、EC-12を経口投与したところ、対照群と比較して治癒にかかる日数が短縮されたため、褥瘡治癒促進が期待される。
出典:日本静脈経腸栄養学会学術集会 (2015)
インフルエンザ感染モデルに対する治癒促進効果
インフルエンザウイルスの感染1週間前からEC-12をマウスに経口投与したところ、ウイルス感染によるダメージ(体重減少)が低減された。感染初期のウイルス量がEC-12の用量依存的に低下し、感染後期のウイルス中和抗体価が用量依存的に上昇したことから、EC-12は、自然免疫および獲得免疫の両方を活性化することにより、治癒を促進した。
出典:日本薬学会(2011)
血液透析患者における抗炎症効果
血液透析患者を対象にEC-12を摂取させた。その結果、血中の炎症マーカーであるCRPおよびTNF-αがプラセボ群と比較してEC-12摂取群で減少傾向を示した。EC-12の摂取により炎症状態がされたものと推察された。
メタボリックシンドロームリスク低減効果
EC-12をBMI25以上の健常男性にEC-12を摂取させたところ、内臓脂肪の面積の変化率がプラセボ群と比較して有意に低下し、腸内細菌叢にも変化が認められた。EC-12の継続摂取による、メタボリックシンドロームのリスク低減が示唆された。
EC-12 潰瘍性大腸炎抑制作用
EC-12をBMI25以上の健常男性にEC-12を摂取させたところ、内臓脂肪の面積の変化率がプラセボ群と比較して有意に低下し、腸内細菌叢にも変化が認められた。EC-12の継続摂取による、メタボリックシンドロームのリスク低減が示唆された。
EC-12 大腸の発がん予防効果
家族性大腸腺腫症モデルマウスにEC-12を投与したところ、ポリープ数の減少が認められた。EC-12は大腸の発がんに抑制的に作用することが示唆された。
出典:International Journal of Molecular Sciences(2017)
抗不安効果(脳腸相関)
EC-12をマウスに投与したところ、行動が変化した。脳の前頭前野の遺伝子発現変化や、腸内細菌叢の変化も認められたことから、EC-12は脳腸相関を介してマウスの行動変容をもたらしたと示唆された。
出典:Neuroscience Letters(2020)
EC-12の肝臓における抗酸化活性上昇効果
EC-12の投与が健常マウスにおいて肝臓に負荷を与えることなくSOD活性を上昇させることが確認された。
出典:Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition(2023)
EC-12の摂取は日常的なストレスの揺らぎを改善する
EC-12は一時的な作業負荷ストレスの強い環境下ではない、「日常生活の中で受けるストレスに対する気分の揺らぎ」を改善することが明らかになった。EC-12が気分を改善するメカニズムについては、今後の研究課題である。
感冒症状抑制効果
風邪をひきやすい自覚がある健常成人にEC-12を摂取させたところ、プラセボ群と比較して感冒症状の発症が有意に抑制された。さらに、EC-12摂取によりプラセボ群と引く悪して免疫力スコアが有意に高値を示したことから、EC-12は生体の免疫機能を活性化することで感冒症状を予防したと示唆された。
緊張によるお腹を不調緩和効果
緊張するとおなかが痛くなる自覚症状を持つ大学生を対象に、学術試験の1週間前からEC-12を摂取させたところ、プラセボ群と比較して腹鳴などの症状の抑制が見られた。腸内の代謝物の解析から、EC-12摂取によるトリプタミンの増加が認められ、EC-12の摂取が消化管運動を調節した可能性が示唆された
長期摂取が老化現象にあたえる効果
10週齢から1.5年齢までEC-12を長期給与したマウスは、対照群と比較して肝臓の遺伝子発現や血中のサイトカイン濃度の変化が認められた。また、肝臓の脂肪蓄積が抑制されていた。EC-12を若齢期から摂取することで慢性炎症を抑制し、老齢期の健康に寄与する可能性が示唆された。
EC-12 乳児を対象としたEC-12摂取による安全性確認
乳児(3カ月齢以上~11カ月齢以下)を対象に、体重1kgあたり4mgの投与を4週間行い、安全性を確認している。
安全性について
「EC-12」と「イーエフパワー」が健康食品の安全性自主点検認証登録制度(第三者認証登録制度)で公益財団法人日本健康・栄養食品協会により2013年12月4日に認証登録されました。
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