チャイルドシート

助手席?後部座席?安全なチャイルドシートの取付位置を知ろう

赤ちゃんとのはじめてのドライブを想像するとワクワクしますよね。でも、そんなパパやママにとって気がかりなのは、ドライブ中の赤ちゃんの安全ではないでしょうか。

赤ちゃんを万一の事故から守るアイテムにチャイルドシートがありますが、意外と知られていないのがその取付位置かもしれません。

この記事では、チャイルドシートの正しい取付位置や注意点を紹介しています。赤ちゃんの安全のためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

チャイルドシートは後部座席に取付けましょう!

後部座席に取付けたチャイルドシート

チャイルドシートは助手席ではなく、後部座席に取付けます。

理由の1つは、助手席のエアバッグ。事故が起きた時に飛び出すことで、子どもに大きなケガをさせる可能性があるためです。

その他にも、もしもの事故の80%は前部からの衝突※というデータもあります。
その場合、助手席への衝撃が大きいこと、さらにガラスなどの破片が飛んでくる恐れもあるため、後部座席の方が安全といえるでしょう。

※2017年 交通事故総合分析センター「車両の第1衝突部位別損壊程度別・事故類型別 当事者別 全事故件数(1当)」より

こうした事実から、チャイルドシートは後部座席に取付けましょう。

大人を事故の衝撃から守ってくれるエアバッグが、子どもにとっては危険なことがあるなんて意外ですよね。助手席への取付けが危険であることは国土交通省からも注意喚起されています。

大切な子どもを守るためにも、チャイルドシートは後部座席に取付けましょう。

また、乗せ降ろしを考えて、JAFでは後部座席でも左側(助手席・歩道側)への取付けを推奨しています。

チャイルドシート取付時の注意点!

ISOFIXタイプかシートベルト固定タイプかを確認

ISOFIXタイプのチャイルドシート

チャイルドシートにはISOFIX(アイソフィックス)タイプとシートベルト固定タイプの2種類があり、それぞれ取付ける時に気を付けるポイントがあります。

ISOFIXタイプはシートベルトを使わないで専用の金具で座席に固定するだけなので、カンタンに取付けることができます。しかも、しっかり確実に固定できるのがメリットです。

また、その構造から必然的に後部座席に取付けることになります。

ただし、車側に金具を差し込むコネクターが必要となります。2012年7月以降に発売された新車の場合は必ず器具がついていますが、それより昔の車は対応していないこともあります。

中古車や、レンタカー、カーシェアなどを利用する場合は、適合しているかを確認しておきましょう。

もう1つのシートベルト固定タイプは、シートベルトをチャイルドシートに通して固定する方式です。

ほぼすべての車種に取付可能で、物理的には助手席にも取付けられるものもあります(※ただ、チャイルドシートは後部座席への取付けが原則ですので、可能な限り避けましょう)。

デメリットとしては、ISOFIXタイプに比べ、取付方法に少しコツが必要で、取付ミスが起こりやすい点があります。

取付ける時のポイントとして、シートベルト固定タイプを取付ける際には、チャイルドシートに「前方向の力が加えられた場合にも上端部が大きく動かないようにしっかり固定する」ようにしましょう。

より詳しい取付方法は、取扱説明書やメーカーサイトの動画などでも確認してみてください。

前向き?後向き?安全基準を確認しよう!

安全基準“R44と「新」安全基準R129で後向き使用期間が変わる”

赤ちゃんの場合は骨格などがまだ発達していないため、体全体を支えられる新生児用のチャイルドシートを使用します。

赤ちゃんに使用する新生児用のチャイルドシートの向きは、進行方向に対して後向きが基本。これは、後向きの方が背中の広い面で事故が起こった時の衝撃を分散でき、より安全だからです。

ではどのような基準で前向き・後向きの期間が決められているのでしょうか?

市販のチャイルドシートは、従来からある「R44」という安全基準と、新しい「R129」という安全基準のいずれかに適合しています。

R44は体重によって基準が決まっていましたが、R129では身長による基準に変わり、安全性をチェックする方法もより厳格になりました。

これによって、R44では体重9kg(およそ生後12ヵ月)まで後向きでしたが、R129では身長76cm未満、生後15ヵ月未満までは後向きになりました。
(※15ヵ月を過ぎていても身長が76cm未満の場合は、前向き不可)。

安全基準“R44と「新」安全基準R129で後向き使用期間が変わる”

このように安全基準によって後向きで取付ける基準が変わるため、自分のチャイルドシートがR44とR129、どちらに適合しているのかを取扱説明書などで確認しておきましょう。

また、年齢・身長・体重はあくまで目安の1つです。詳しい条件は必ず各チャイルドシートの取扱説明書で確認してください。

軽自動車やセダンの取付位置は運転席か助手席の後ろ

軽自動車やセダンは運転席か助手席の後に取付ける

4~5人乗りの軽自動車やセダン車の場合は、運転席側か助手席側の後部座席に取付けるようにしてください。乗せ降ろしを考えると、歩道側に取付けるほうが安全かもしれません。

ワゴンタイプの取付位置は2列目か3列目に

ワゴンタイプは2列目か3列目に取付ける

6~8人乗りのワゴンタイプの場合は、2列目の運転席側か助手席側に取付けることを優先します。それが難しい場合は、3列目の運転席側か助手席側に取付けるとよいでしょう。

チャイルドシートを購入する前に自分の車種を確認しよう!

チャイルドシートは取付車種によって適合・不適合があるため注意が必要です。

購入してから取付車種に不適合な製品であることが判明すると、もう一度購入した店舗に行って交換したり、通販で購入しzていた場合は煩雑な返品手続きが必要になります。

こういった面倒な事態はなるべく避けたいですよね。そのために大切なのは、チャイルドシートを購入する前に、その商品が取付車種に適合しているかどうかを確認すること。

なお、適合車種は、店頭でメーカー毎の「取付確認車種リスト」をチェックしても良いですし、WEBサイトでも簡単に確認できます。

コンビのおすすめチャイルドシート

コンビなら、利用したいシーンや子供の成長にあわせて最適なチャイルドシートをお選びいただけます。

産まれてはじめて乗るチャイルドシート(参考:新生児~4才頃まで)

THE S(ザ・エス)

新・安全基準R129適合。取付ラクラクのセパレート構造を採用したチャイルドシート。

Culmove(クルムーヴ スマート)

NEWコンパクトスタイル。新生児を安心、快適に包み込む360°回転チャイルドシート。

WEGO LONG(ウィゴー ロング)

1台で着用義務期間をすべてカバーできるロングユースタイプ。7才頃まで使えるので買い替え不要。

WEGO(ウィゴー)

基本機能をしっかりと押さえた充実スペックのベーシックチャイルドシート。

1才頃からなが~く使えるチャイルド&ジュニアシート(参考:1才~11才頃まで)

joytrip ジョイトリップ

1才頃から11才頃まで長く使えて、成長に合わせたシートアレンジができます。

3才頃からのジュニアシート(参考:3才頃から11才頃まで)

joykids ジョイキッズ ムーバー

背もたれ付きだから、成長に合わせてヘッドレストの高さやシートベルトの位置調整ができる。

まとめ:取付位置だけでなく赤ちゃんの乗せ方も大切!

チャイルドシートの取付位置は後部座席にしましょう。

また、チャイルドシートが自分の車で適切に使えるか、車種適合確認も忘れずに。

最後に、取付位置が正しくても、赤ちゃんの乗せ方が間違っていれば意味がありません。ハーネスの位置やベルトの締め方などに注意して、赤ちゃんが安全・快適に過ごせるように乗せてあげてくださいね。

チャイルドシートは、まず安全な場所に設置し、設置後はしっかりと子供をチャイルドシートに乗せて、お出かけを楽しんでください。