製品への想い
製品に込めた想い
私たちコンビが目指すのは「子育てが幸せだと思える社会」。その創造のために私たちは、育児に関わる人たちのさまざまな必要を満たしたいと願っています。
子育てを楽しむためには、育てる側の心身のゆとりが必要です。そのゆとりを生み出すためのお手伝いができるように。育児中に生じるさまざまな必要に応じられるように。多種多様な製品には、すべて、そう願う私たちの想いが込められています。
私たちが差し出せるのは、赤ちゃんの笑顔を生みだすための“最高の技術”です。
育児中に必要とされることは、赤ちゃんの成長に応じて、さまざまな段階で変化していきます。
ひたすら命の重みを抱きしめる授乳の初期。沐浴の時間。寝かしつけ。赤ちゃんと味わう季節の変化。共に外の世界へと出ていく時期。
どの時期、どの季節であっても差し出せる豊富な製品ラインナップもコンビの誇りです。考え抜かれた美しいデザインも、子育てを楽しんでほしいと願う心の表れです。
守るための技術
私たちの仕事の根底にあるのは、『命を守る仕事』に就いているという強い責任感です。
コンビのベビー用品を代表するスワン型のおまるは、赤ちゃんをくみ取り式トイレでの落下事故から救うために誕生した製品でした。
そこに象徴されるように、私たちが手掛けるものの多くは皆『赤ちゃんの大切な命を守る』ために使われるもの。それゆえに高い品質と安全性とを守ることを課してきました。
研究に次ぐ研究と何度も何度も繰り返されるテスト。それを通らなければ、コンビの製品が世に出ることはありません。すべては、赤ちゃんを守るために。
『そこまでやるのか』と問われたら、『そこまでやります』と胸を張れる。
そんな執拗なまでの安全確認が常に続けられています。
安全追求への取り組みについてはこちら
令和5年度製品安全対策優良企業表彰(PSアワード2023)
「技術総括・保安審査官賞(中小企業 製造・輸入事業者部門)」受賞
経済産業省が主催する、企業・団体における積極的で製品安全に関する優れた 取組を評価する制度「製品安全対策優良企業表彰(PSアワード2023)」において、 ベビー用品の総合メーカーでは初めての 「中小企業 製造事業者・輸入事業者部門技術総括・保安審査官賞」を受賞しました。
【受賞のポイント・選出理由】
誤使用事故防止に向けた独自試験・基準の開発と実施
乳幼児用製品の特性上、様々な誤使用による製品事故リスクが存在することを踏まえ、消費者による製品モニターからのフィードバックや窓口に寄せられる不具合の申し出を通じて市場での使用実態を把握し、想定される誤使用例を再現した自社試験を開発・実施している。
また、法令や基準に基づく試験に関しては、これらをさらに厳格化した自社基準を設定し、想定を超えた使用がされた場合にも 安全性が担保されるよう努めている。
修理受付時における誤使用事故防止に向けた取組
製品の修理受付時において、顧客から要望があった不具合箇所のみ確認・修理するのではなく、広く製品全体の使用状態を確認している。
その上で、誤った使用方法がなされていると思わしき箇所を発見した場合は、正しい使用方法を示したメモを製品に同封して顧客に返送し、誤使用による事故防止を図っている。
業界を先導した、安全に関する啓発・検証活動や国内外の規格策定への貢献
乳幼児用製品における様々な業界団体を先導し、ベビーカーをはじめとする製品の使用方法等に関する消費者への啓発や注意喚起を行うとともに、鉄道やバスなどの実使用環境における安全性の検証を行っている。
また、国内においてはSG基準やST基準の策定に積極関与し、乳幼児製品に関するISO標準に関しては国内代表として国際会議に出席するなど、業界全体での安全性の向上を目指した活動を行っている。
世界に向けて、日本メーカーとしてのこだわり
コンビは世界に向けて開かれた企業であると共に、その基本は職人気質に支えられた日本の企業です。
1957年創立以来、日本人の持つ細やかな心遣いから数々の先駆的な製品を誕生させてきました。
大切な赤ちゃんの為の製品の研究開発は、常に時代の先を行く先進性に富んだものです。
その先を見据える眼差しと、専門家との取り組みやたゆまぬ努力で数々のイノベーティブな製品を送り出しています。
卵を落としても割れないほどの衝撃吸収素材『エッグショック』や赤ちゃんの快適な姿勢を保つ立体型インナークッション『ダッコシートα』を開発し、ベビーカーやチャイルドシートに搭載。むろん、開発後には、幾度とない検証試験が行われています。
長年にわたって積み重ねてきた高い技術力は、日本人ならではの繊細さと丁寧な仕事の賜物。だからこそ、広い世界のあらゆるエリアで、さまざまな育児の形に寄り添えるものと自負しています。
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