チャイルドシート

ジュニアシートへの切り替えはいつから?3才向けの選び方やおすすめをご紹介

チャイルドシートと一口に言っても、「ベビーシート」「チャイルドシート」「ジュニアシート」など種類はさまざまです。この記事ではチャイルドシートとジュニアシートの違いや、切り替えタイミングを紹介していきます。また、3才から使えるジュニアシートを選ぶ際のポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

3才からチャイルドシート→ジュニアシートへの切り替えは必要?

3才にもチャイルドシートの着用義務がある

道路交通法第71条の3第3項により、6才未満の子どもを乗せる場合、チャイルドシートの使用が義務付けられています。チャイルドシートにはさまざまな製品があり、義務期間中、どのように使い分けるかは悩ましいところです。

一般的に、3才~4才頃まで使うシートをチャイルドシート、3才~4才以上を対象にしたシートをジュニアシートと呼びます。

多くのご家庭では、1台目に新生児から3才~4才まで使えるチャイルドシートを購入して、3才~4才になる頃に2台目としてジュニアシートに切り替えるのではないでしょうか。

年齢に幅があるのは、チャイルドシート・ジュニアシートの対象が体重(または身長)で決まっているためです。子どもの成長を見ながら、チャイルドシートからジュニアシートへの切り替えを検討しましょう。

チャイルドシートとジュニアシートの違い

チャイルドシートとジュニアシートの大きな違いは、「使う時期」「適応体重(または身長)」「機能」の3つです。

イメージとしては赤ちゃん~年少の頃にチャイルドシートを、年少より上にはジュニアシートを使う、と覚えておくとわかりやすいでしょう。また、チャイルドシートとジュニアシート兼用で11才くらいまで長く使えるタイプもあります。

コンビの場合、チャイルドシートとジュニアシートはこちらのラインナップなどをご用意しています。

チャイルドシートとジュニアシートの違い

※年齢・身長・体重は目安となります。

チャイルドシートを切り替えるサインは?

子どもの体重(または身長)がそのチャイルドシートに決められている基準から外れるときが、切り替えるタイミングのひとつです。見た目で「高さが合わない」「シートが狭い」など、安全性に不安や気になる点が出てきた場合も切り替えを検討するとよいでしょう。

また、乗せ降ろしに時間がかかったり、乗ることを子どもが嫌がったりするときも、チャイルドシートが合わなくなっているサイン。2人目、3人目が産まれる予定のご家庭ではお下がりとしても使えるので、こまめに切り替えるのも◎です。

ジュニアシートへの切り替えパターン

チャイルドシートからジュニアシートへ移行するのは、3才~4才頃が一般的です。予算や子どもの成長にもよりますが、2つのパターンのどれかに合わせて買い替えるのがおすすめです。

A. チャイルドシート(新生児~4才頃)→ジュニアシート(3才頃~11才頃)

チャイルドシート→ジュニアシートと切り替え

新生児~4才頃まで使えるチャイルドシートから、3才~4才頃になったタイミングでジュニアシートに買い替えるパターンです。赤ちゃんの時期と成長した子どもの時期では求められる機能や大きさが変わるので、このように2台を使い分けるのがおすすめです。切り替え回数も最小限なので、使いやすさとコストのバランスもよいでしょう。

B. 新生児用チャイルドシート(キャリータイプ)(新生児~1才頃)→チャイルド&ジュニアシート(1才~11才頃)

新生児用チャイルドシート→ジュニアシートと切り替え

新生児用のチャイルドシート(キャリータイプ)を使う場合は、1才頃にチャイルド&ジュニアシートに買い替えます。キャリータイプのチャイルドシートは使用期間が短いので、2台目は長く使えるものを選ぶと出費を抑えられます。コンビのチャイルド&ジュニアシートは11才頃まで使えるのでおすすめです。

ぴったりが見つかるジュニアシートの選び方

ぴったりが見つかるジュニアシートの選び方

ここからは、ジュニアシートの選び方を紹介していきます。子どもの成長は思っている以上に早いものです。そのため、間違ったサイズを購入することがないように、子どもの変化に対応できるものを選びましょう!

ジュニアシートは、さまざまな製品が販売されていて迷うことも多いと思います。そんな時は、8つのポイントに気を付けるとよいでしょう。

1. ジュニアシートの種類を確認

ジュニアシートの種類を確認

※年齢・身長・体重は目安となります。

ジュニアシートは、大きく分けると「背もたれ付き」と「背もたれなし」のブースターシートに分かれます。

背もたれ付きは、首・背中・頭回りもしっかりと守れるため、「より安全性が高いタイプ」といえます。小さいうちは特に、背もたれ付きがおすすめです。

一方、ブースターシートは座面だけなので、「持ち運びや乗せ降ろしが楽」というメリットがあります。子供は座高が足りないので、シートベルトの高さが合わないときに、高さをもたせてあげることで、シートベルトをしっかりと装着できる補助的な役割を持っています。

背もたれ付きのジュニアシートの中には、背もたれを外してブースターシートにできる兼用タイプもあるので、そちらの方が別々に購入するよりも経済的です。

また、より安全に「背もたれ付き」のまま11才頃まで使用できるタイプもあります。

2. 体重・身長が合っているか、何才まで使えるかを確認

ジュニアシートを選ぶときは、シートの適応体重に子どもが合っているかを確かめましょう。特に、子どもが小さなうちは、サイズが合わなかったとしても自分から意思表示するのは難しいもの。たとえ、ジュニアシートの適応年齢だったとしても、子どもの身長・体重にサイズが合っているかどうかは、親がこまめに気にかけてあげましょう。

ジュニアシートは最長で11才くらいまで使う可能性があるため、何kgまで適応しているかは購入前に確認しておくとよいです◎。

3. 取付方法はISOFIXタイプ?シートベルト固定タイプ?

ISOFIXタイプとシートベルト固定タイプ

ジュニアシートの取付方法は、「ISOFIX(アイソフィックス)タイプ」と「シートベルト固定タイプ」の2種類があります。ISOFIXタイプとは、シートベルトを使わずに、専用のコネクターでジュニアシートと車を連結する方法です。専用の取付器具が付いている適合車種なら、誰でも簡単に取付けができます。

シートベルト固定タイプは、シートベルトを締めてジュニアシートを固定する方法です。ISOFIXのように固定金具がいらないので、幅広い車種に適合しています。ただ、正しく取付けるためには少しコツが必要で、締め付けが足りずに本来の機能を発揮できていないことも。

新生児から使えるチャイルドシートとは異なり、多くのジュニアシートはシートベルト固定タイプとなっています。取付けにあたっては、取扱説明書などをよく読んで確実に固定するようにしましょう。

4. 車内の広さは十分確保できる?

車内スペースをしっかり確保

ジュニアシートといっても製品によって幅・高さ・奥行はさまざまなので、車内の広さに合わせて選ぶことが大切です。機能が豊富なシートはその分、サイズ・重さも大きくなりがちです。逆に、サイズがコンパクトなシートはシンプルになりやすいので、欲しい機能が足りない場合もあります。

「家族が座っても十分な広さが確保できるかどうか」「荷物を置くスペースは十分か」「必要な機能がついているか」など、サイズと機能を確かめてから購入しましょう!子どもが2人以上いる場合は、それぞれがチャイルドシート、ジュニアシートを使っても、皆で車に乗れるかどうかのチェックが大事です。

5. お手入れや持ち運びはしやすい?

ジュニアシートは子どもが食べこぼしたり、汗をかいても大丈夫なように、洗いやすいものを選ぶのがおすすめです。数年にわたって使うものなので、清潔に保てるタイプが良いでしょう。

また、車の台数や乗る人数、荷物の多さによってシートの位置を変えることもあります。付け外しが多くなりそうであれば、持ち運びしやすい、軽いタイプを選ぶのが◎です

6. 素材やこだわりの機能で選ぶ

通気性やクッション性を確認

ジュニアシートはメーカーによって素材や機能が大きく変わります。子どもが快適に乗れるジュニアシートでないと、ぐずってしまったり、通気性が悪いと「あせも」などの原因になりかねません…。最低限、「クッション性があるか」「通気性が良いか」はチェックしておきましょう

他にも、子どもが飲み物を飲めるようにドリンクホルダーがついていたり、背もたれの高さ調整ができると、より快適にドライブを楽しめます。

7. 子どもが気に入ってくれるか?

ジュニアシートを選ぶときは安全性や乗り心地が大切。ただ、2~4才くらいになると、子どもは自分の欲しいものや、やりたいことを強く主張し始めるようになります。子どもが気に入るかどうか?も忘れないようにしましょう。子どもが気に入るデザインを売り場で確認するのがおすすめです。

もちろん、安全が最優先なので、デザインだけで選ばないように要注意です!

ジュニアシートは後部座席に取付けましょう

ジュニアシートは後部座席に取付ける

特に義務などはないものの、安全面を考えるとジュニアシートは後部座席に取付けることをおすすめします。助手席に子どもを座らせておくのは顔が見えて安心感がありますが、後部座席に比べると危険が多いです。例えば、事故の時には助手席のエアバックが作動して子どもが怪我をする恐れもあります。

また、子どもが泣き出して、かえって運転に集中できなくなってしまうこともあります。隣に座らせてあげたい気持ちも山々ですが、万が一の事故から守るためにジュニアシートは原則、後部座席に取付けるようにしましょう。

コンビこだわりのジュニアシートの機能

コンビのジュニアシートはさまざまな機能を備えています。子どもの安全と乗り心地にこだわった機能をぜひチェックしてみてください。

エッグショックで赤ちゃんをしっかり守る

エッグショック

エッグショックは従来のウレタン素材よりも約3倍の超・衝撃吸収性能をもつクッション素材です。コンビではエッグショックを頭部・座面などに使用することで振動などを抑え、快適な乗り心地と高い安全性を実現しています。

心地よい空間をつくるエアスルー構造

エアスルー構造

※風の流れは全てイメージです。

3Dメッシュシートや無数の通気孔により高い通気性を実現。汗っかきの赤ちゃんでも快適に過ごせるようになっています。

成長に合わせて背もたれの高さを調整

背もたれの高さを調整

背もたれを簡単に上下できるようになっています。子どもの成長にあわせてぴったりなサイズに調整できるため、長い間シートを快適に使い続けられます。

洗濯機丸洗いOK

洗濯などお手入れしやすさを確認

長く使うジュニアシートの場合、お手入れがしやすいとママ・パパの負担を減らせます。コンビのジュニアシートは洗濯機でも洗える(※)ので、手間がかからずラクです。

※洗濯方法については取扱説明書をご確認ください。

ジュニアシート ⇔ ブースターシートの切り替え可能

ジュニアシートからブースターシートに切り替える

ジュニアシートの状態から、背もたれを外してブースターシートに切り替えることができます。それぞれを別々に購入する必要が無いので、経済的にもムダがありません。

コンビおすすめの3才から使えるジュニアシート

3才から使えるジュニアシートをお探しの方に、コンビのおすすめ商品をご紹介します。

背もたれ付きで11才頃まで長く使えるから、より安心。成長に合わせてヘッドレストの高さやシートベルトの位置調整ができて快適。

joykids ジョイキッズ ムーバー

背もたれ付きだから、成長に合わせてヘッドレストの高さやシートベルトの位置調整ができる。

あると便利なおすすめのオプション品

汗っかきの子どもには、メッシュシートを付けてあげると快適に過ごせます。